◇ユヌス氏訪日を契機に、日本企業のバングラデシュ投資が拡大へ

2025年6月1日|バングラビズ編集部

2025年6月1日、バングラデシュ暫定首相ムハンマド・ユヌス氏の訪日後、同国政府報道官は「今後、日本の大手投資家がバングラデシュ市場へ積極的に進出する」との見通しを示しました。

報道官シャフィクル・アラム氏は、ユヌス氏の訪日により両国関係が「より深く、強固になった」と語り、「主要な日本の投資家が今後大規模な投資を行うだろう」とコメントしました。

この会見では、人材分野でも協調の姿勢が見られ、政府主導のタスクフォースにより**今後5年間で最大10万人のバングラデシュ労働者が日本へ派遣される可能性**にも触れられました。

さらに、5月30日には、東京で両国の大使らが署名式を実施。日本政府は、気候対応や経済改革支援のため**約60億円の開発政策融資(DPL)**、鉄道近代化事業で**約92億円の二重軌条事業**、さらに**約6.06億円の人材育成スカラーシップ(JDS)**の三本柱支援を決定し、両国の「戦略的パートナーシップ」が改めて確認されました。

こうした動きは、日本企業・投資家にとってバングラデシュ市場への関心と支援が高まっていることを示す重要なシグナルとなりそうです。

📎 出典記事(Dhaka Tribune)はこちら

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