◇中国の投資家、バングラデシュの主要産業に強い関心

2025年6月5日｜バングラビズ編集部

バングラデシュ投資開発庁（BIDA）は、バングラデシュと中国の投資関係が新たな段階に進展していることを発表しました。特に、繊維、再生可能エネルギー、電子機器、農業などの主要産業分野において、中国の投資家たちが強い関心を示しています。

この関心は、ダッカで開催された中国・バングラデシュ投資貿易会議で明らかになりました。会議には、中国から143社・250人以上の代表者が参加し、両国間の投資協力の強化が議論されました。

会議では、繊維産業における労働集約型製造業の移転や再生可能エネルギー分野での共同開発、電子機器や農業分野でのサプライチェーン構築など、多岐にわたる投資機会が提案されました。

バングラデシュの競争力のある労働力と中国の企業の技術力が組み合わさることで、両国にとってウィンウィンの関係が築かれることが期待されています。