2025年6月1日、バングラデシュ商務省のマフブブル・ラフマン商務長官は、バングラデシュと韓国が年内に経済連携協定(EPA)を締結する見込みであると発表しました。
交渉開始は7月末、6~7回のラウンドを予定
ラフマン長官によると、EPA交渉の初回は2025年7月末にダッカで開始され、約6~7回の交渉を経て最終合意を目指すとのことです。
EPAの主な内容
- 関税の合理化
- 投資促進
- 地域付加価値の向上
- サービス貿易の拡大
- その他、二国間貿易の拡大を目的とした項目
これらの措置により、両国間の貿易と投資の拡大が期待されています。
スマートフォン輸入関税の引き下げも検討
ラフマン長官は、2025-26年度の国家予算において、グレー市場での取引を抑制するためにスマートフォンの輸入関税の引き下げを検討している可能性があると示唆しました。
韓国大使のコメント
韓国のパク・ヨンシク大使は、バングラデシュが2030年までに購買力で世界9位の経済規模に成長すると予測し、バングラデシュの潜在能力を引き出すことが重要であると述べました。
また、バングラデシュは若年層人口の多さ、広大な市場、南アジアと東南アジアを結ぶ戦略的な立地などの利点を有しており、これらを活かすことが求められています。
コメント